私は現在500万円ほど借金を抱えていて、司法書士事務所に協力してもらいながら債務整理を行っています。
ある日、YouTubeでアメリカ経済についての動画を見たのですが、その内容から「これからは私と同じように借金で困る人、債務整理などを考える人も増えるのでは?」と感じました。
借金も、それを返すための債務整理も苦しいもので、「早めに知っておけば良かったかも?」と後悔したこと多く、そんな後悔を繰り返さないように自分の経験を伝えようとこのサイトを立ち上げました。
借金に関するアメリカ経済についての動画
こちらは、このサイトを作るきっかけとなったアメリカ経済についての動画です。
アメリカの話ではあるのですが、日本でも同じようなことが起こっているのではないでしょうか?
私自身は動画を見て、「これは日本でも同じことが起こっている」と強く感じました。
今回はこの動画の内容を日本に当てはめながら、なぜ今、借金で困っている人が増えているのかということを解説しようと思います。
今回は借金問題解決の具体的な方法ではありませんが、自分の今の状況を顧みるきっかけになれば幸いです。
所得の低い人たちのクレジットでの借金が増えている。
動画では最初にアメリカの現状として「物価が上がるインフレが続く状況」で、「所得の低い人たちにクレジットでの借金の額が増えている」と紹介しています。
2025年現在、日本もインフレ(物価高)の真っ最中で、生活をクレジットカードの残高に頼っている人もいるでしょう。
また、アメリカのみならず日本も金利の引き上げが行われ、変動金利の住宅ローンなどで支払いが増えたという人もいるかもしれません。
大企業では景気よく賃上げの話が出ていますが、中小企業や非正規雇用、自営業者や年金生活の人など、元々所得の低い私たちの所得が上がるという話にまでは中々結びつきません。
そんな中でいつまで続くかわからない物価や金利の上昇に不安は尽きず、赤字続きの生活からの逆転の糸口もなかなか見つけられずにいると思います。
動画ではアメリカ経済を揺るがすかもしれないとされる「クレジットの債務高」ですが、クレジットでの借金を持つ低所得者の私からみれば、日本でも同じ状況にあると感じるわけです。
スマホ世代にクレジットでの借金が借金が増えている。
動画では「クレカ大好きアメリカ人」と少し揶揄して、アメリカのクレジット文化を紹介しています。
しかし、今の日本も楽観できる状況でしょうか?
動画の中で紹介される「若い世代にカード負債が増えている」という状況は、日本の方がアメリカよりもはっきりと、その傾向が出ているのでは?と考えられます。
その理由は、以下の3つの要因です。
1⃣電子マネーと連動するクレジットカードの普及
最近はキャッシュレス化が進み、交通系ICやPayPayなどの電子マネーの利用も一般的になりました。
皆さんの中には、ポイント二重取りなどでそれらをよりお得に利用できる、連動したクレジットカードを持っている人も多いのではないでしょうか?
電子マネーやポイントカードにもいろいろあって、それぞれと連動したクレジットカードがありますから、クレジットカードを何枚も持っていることもあるでしょう。
私がそうだったのですが、何枚も利用できるカードを持ってしまうと金銭管理がおざなりになり、段々と借金が膨らんでいきます。
そして毎月の返済額が大きくなると、返済で現金や銀行口座のお金が無くなって、今まではクレジット機能を使わないようにしていたカードもクレジットカードとして利用してしまいます。
実はもうこの時点で「借金のために借金をする」、いわゆる自転車操業に陥っているのです。
ここで「ヤバい!」と気づいて何かアクションをすれば良いのですが、私は「大丈夫だろう…」と今まで通り生活してしまい雪だるま式に借金が膨らんでしまいました。
これは私の失敗談ですが、複数のクレジットカードを持つことで、同じような状況に陥る人も増えたのではと考えられます。
2⃣ケータイやスマホの普及
懐かしい人も知らない人もいるでしょうが、ケータイ電話が一般的になりだした頃に「パケ死」という言葉が生まれました。
ケータイ電話が出てしばらくは今のようにパケット通信料の価格が整備されてなく、ふと触ったケータイ電話で10万や20万といった高額な通信料を請求された人も多いはずです。
この代金はきっと、親御さんかご本人が支払ったことでしょう。
あるいはスマホの登場になるとアプリでの「課金」で、高額な支払いをするハメになった人もいるかもしれません。
新しいものに失敗はつきものですが、就職氷河期からリーマンショックの間というのは不景気で、そこにケータイ・スマホという新しい文化が重なったのはちょっと不運だなと思います。
高額な支払いを親御さんが払ったにしろ本人が払ったにしろ、そのしわ寄せは奨学金や貯蓄を切り崩した今の生活費として、今の借金を抱える要因になったと考えられます。
加えて、この時代に就職時期を迎えた人に非正規雇用などの低所得者が多いのは周知の事実。
借金を抱えた状態で社会人生活をスタートし、借金を返済しながらこれらの失敗を体験したならば、なかなかプラスに転じるのは難しかったことでしょう。
3⃣FOMO (取り残されることへの恐怖)
動画では若い世代の借金が増えた理由の一つとして、FOMO (取り残されることへの恐怖)というものを上げています。
FOMO は「Fear Of Missing Out」の略で、「取り残されることへの恐怖」を意味します。最新のトレンドや情報に触れ続けることへの不安、周囲の行動についていけないと不安になる状態を指します。
ネットが身近になった世代からは、「これが普通なんだ」という感覚が、ネットやSNSを通して全国一律になりました。
しかし実際には都会と地方では収入の差が大きかったり、住む世界の違う関わりのない人たちとは生活レベルに大きな隔たりがあるもので、ネットやSNSで見ている世界は、決して「普通の世界」ではありません。
それに、就職氷河期や派遣社員が一般化された時代から、収入や生活の格差というものは一気に大きくなり、今現在にかけてその格差が広がり続けています。
そんな状況の中でネットやSNSの情報に触れ、FOMO(取り残されることへの恐怖)という心理が働くと、収入に見合わない生活をしてしまう状況が起こりやすくなると考えられるのです。
コロナ過から数年過ぎたこれからが借金に困る人が増える。
また動画では若い世代に限らず、コロナ過が過ぎて借金に困る人が増えたと紹介されています。
コロナ過から数年が過ぎた2025年現在、私も今の時点から借金に困っていく人は増えると感じていて、ここからはその理由について解説します。
1⃣コロナ過に助成金などで貯蓄が増えた
コロナ過に国などから助成金を貰ったけれど、アメリカではロックダウンなどで外出しずらく使う道が無いため貯蓄に回ったそうです。
日本も同じと思うのですが、付け加えますとコロナウイルス流行前は不景気から一時脱出したタイミングだったので、助成金のあるなしに関わらず幾分か収入や貯蓄が増えたタイミングかと思います。
伝えたいのは、コロナ過のタイミングが多くの人にとって、収入や貯蓄が増えたピークだったのではないか?ということです。
ピークということはここから下がることになるので、収入や貯蓄が減り借金が増えることになると考えています。
2⃣クレジットカードの新規発行や限度額の増額が増えた
日本でもアメリカでも、コロナ過前後でクレジットカードを新しく作ったり、限度額が増額されるケースが増えたと思います。
動画でのアメリカ経済の話とは違いますが、先にあげました電子マネーと連動するクレジットカードを作る人が増えてきたというのが理由の一つです。
また、スマホによるネットの普及でクレジットカードを使う機会が多くなりました。
クレジットカードをよく使っていると、クレジット会社などから限度額増額の案内が送られてくることがあり、ATMやスマホからの簡単な手続きで限度額の増額が行われてしまいます。
このクレジットカードの限度額というのは総量規制(年収の3分の1までしかお金を貸してはならないという法律)の対象外です。
1枚のクレジットカードの限度額は、おそらく一応は年収の3分の1より下の額で止まり、それ以上の引き上げは出来ませんが、何枚か持っているどのクレジットカードもそこまでの限度額の引き上げがあるので、実際には年収を超える借金ができる状態になっています。
3⃣借金しやすくなった状態で借金してしまいやすい時代に入る
こうして多くの借金ができる体制が整った現在のタイミングで、お金を使いすぎて借金をしてしまう可能性が高まっていると思います。
これにはいろいろな理由がありますが、例えばコロナ過に学生時代を送った人は初めて外に出て青春を謳歌できるタイミングだったり、助成金でなんとか切り盛りしていた自営業者は、お店の経営費を支払うと生活費が足りなくなってしまったり…
加えて今は物価高の時代ですので、収支のバランスがマイナスに振れやすくなっています。
こうした理由でお金を使いすぎてしまうと、返済で現金や銀行口座のお金が無くなってクレジットカードに頼ることが増えると考えられるのです。
返済出来れば問題は無いのですが、困って複数枚のクレジットカードを使っている時点で、すでにる自転車操業(借金のために借金をする)している状態。
雪だるま式に借金が増える可能性が高まっています。
このサイトでは借金に困ったときの対策を解説しています
以上がアメリカ経済のクレジットカード問題にまつわる動画の内容を、今の日本に当てはめた私自身の考察となります。
このサイトでは、これから増えるだろう借金に困っている人に向けて、借金に困ったときにとれる対策を、私の経験をもとに伝えていきたいと思います。
おまとめローン、債務整理、生活費削減、収入アップの話を解説していますので、困っている方は参考にしていただければと思います。
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